フェンスのリフォームが終わりました

今回は、木製フェンスのリフォームをしました。

ご自宅のフェンス、メンテナンスされていますか?

特に木製のフェンスは、頻繁に手入れが必要になり大変ですよね。

フェンスは目隠しをしてくれて良いのですが完全に覆ってしまうと暗くなり湿気も溜まりやすくなります。

家の場所、周りの人通りや交通量の多さにもよるので、目隠しの具合も考え方が変わってきますよね。

フェンスのリフォームについて

まず当然ですが、フェンスは後からいつでも取り付けることができます。

そして、現在利用しているフェンスも他のフェンスへ変更することもできます。

そこで、次の点を確認しておかれると間違いない、というポイントをまとめました。

フェンス交換時に考えるべきポイント

  • フェンスのリフォーム時に考えておくべきこと
  • フェンスの種類、そのメリット・デメリット
  • 木製以外のフェンスをオススメする理由(耐久年数とメンテナンスについて)

木製フェンスをアルミ&スチールフェンスへリフォームしました。

○お客様の悩み

新築時に設置した木製フェンスとウッドデッキ。数年が過ぎ、デッキも傷みが見え始めました。

柔らかみのある木製フェンスはよかったのですが、今回は木製以外のフェンスも検討しました。

ちゃんと目かくしができて、今までのイメージ近しいものを選びました。

○使用時のイメージが明確だった勝手口

以前は勝手口まで高いフェンスで囲っていましたが、圧迫感と暗さがありました。

リフォームの場合

リフォームされる場合は、それまで利用してきた経験から、同種類・形状のものが良いのか、何か問題があったのかが分かります

そこで、今回のように「ここは明るさと開放感が欲しい」という希望が形になったのが、背の低い格子状のメッシュフェンスでした。

フェンスの耐久年数やメンテナンスのことを考えると、やはり木製以外のフェンスをオススメします。

道路側は背を高くするため、外構の塀を1ブロック高くしています。
このような調整もご要望に応じて対応できます。

フェンス交換時に考えておくべきこと3つ

次のポイントをおさえておきましょう。

フェンスのリフォーム時に考えるべきポイント

  1. フェンス設置の目的
  2. 予算
  3. DIYのリスク

ひとつずつ説明します。

①目的

庭の柵イメージ
開放感があるフェンス。ただし遮蔽性は低くなる。

フェンスを設置、または交換をするとき、その目的をハッキリとしておきましょう。

新規設置の場合は、「目隠し」ができれば良い、と考えられますね。ある程度までイメージをして設置しますので、それで良いかと思います。

リフォーム設置の場合は、「今まで利用してきた経験」から、新しいフェンスに何を望むのかがとても明確になっている場合が多いです。

例えば、今回のリフォームをさせていただいたお客様の場合は、「勝手口側が暗い」「圧迫感がある」「木製は傷むので管理が面倒」という不満がありました

その他にも、「明るさがたりない」「風が通らない」「湿気が溜まりやすい」「目隠しになってない」などなど。

住みはじめてから分かる問題点。それらを解消するため、リフォームの時には、ぜひ不満点などもご相談ください。

毎年、新しい商品が次々開発されています。そういった新しい情報もお客様へご提案できるかと思います。

ー目隠しフェンス

庭のめかくしイメージ
目隠しフェンスは遮蔽性が高いですが、風通しや採光性が悪くなりがちです。

目隠しフェンスは、家の外・道路や隣接する建物などからの視線をさえぎる目的で選ばれるフェンスです。

道路沿い、隣接する家との間に設定されることが老いです。

その他にも、玄関前、庭や浴室などにも多くみられます。

洗濯物を見られたくない、通行人の視線を気にしない、プライベートな空間を作りたい場合に良いと思います。

②予算

フェンスの予算は、材料、設置面、高さなどでまるで変わります。

例えば、金属フェンスの場合は、必ずブロックの中に支柱をしっかりと固定させる必要があります。

もともと設置していたフェンスの支柱は、安全上の理由で再利用することはできません。

内部の基礎に腐食が生じていたり、モルタルの耐久度が低下していたりするからです。

状況によっては、このような追加の工事が発生します。

ご要望をお聞きしてご予算に応じたご提案をさせて頂いています。

③DIYのリスク

手作りのフェンス
手作りフェンスは、災害時に倒壊するリスクが高まります。

昨今のDIYブームで、個人の方でもなんでも自分で作ってしまう方もいらっしゃいます。

フェンスもできないことはないと思いますが、技術面や安全面からもオススメはしません

ブロックを積み上げること1つをとっても、職人さんが設置する場合とでは出来上がりはもちろん、安全面でもまるで違います。

また、フェンスは隣家にも影響が出やすい部分です。何らかの原因で隣家にも被害がでる可能性もあります。

リスクをしっかりと認識をされておきましょう。

フェンスの種類、そのメリットとデメリット

次に各フェンスの特徴についてまとめました。新規設置やリフォーム時のご参考になさってください。

なお、ご料金については材料や設置条件により大きく異なりますので掲載しておりません。

□木製フェンス

木製フェンスの最大の特徴は、素朴で温かみのある見た目です。

素材が天然木のタイプは、表面の塗装がすぐに剥がれてしまうため、防腐剤を塗装するなどの定期的なメンテナンスを行う必要があります。

□アルミ系フェンス

庭の柵交換がおわりました

住宅用のアルミ系フェンスの長所は、

・耐久性に優れ、
・デザインのバリエーションも豊富、
・価格も手ごろ

な点です。短所は、

・潮風に弱い

というところです。

潮風が届く沿岸部では使用を控えたほうが良いです。

□鋳物フェンス

金型に鉄やアルミニウムなどを流し込んで成形する「鋳物フェンス」。

デザイン性も優れており、境界線・防犯対策としても有効です。

耐久性にも優れ、素敵なデザインで外構を彩れるのもポイント。

□基礎工事が必要。工事期間は約2週間です。

木製フェンス以外の工事では、フェンスなどの費用の他に、基礎工事も必須になりますので注意が必要です。

例えば、既存のフェンスの基礎部分や支柱が残っていても、

内部の鉄筋に腐食
モルタルの耐久性の低下

という目に見えない危険性があるため、既存フェンスの基礎と支柱を再利用することができません

もし、既存の支柱を利用すれば、台風や地震でフェンスが倒壊するリスクが大きくなるのです。

その基礎工事を含め、既存基礎・フェンスの撤去作業〜組み立て・設置まで約2週間程度の工事期間になります。

各フェンスの一般的な対応年数、価格比較

簡単にそれぞれの特徴をざっくりとまとめました。

フェンスの種類対応年数価格特徴
ウッドフェンス5〜10年低価格普段のメンテナンスが欠かせない
アルミフェンス10〜15年中間の価格帯潮風に弱い
スチール・ステンレスフェンス15〜20年高価格防錆のため再塗装が必要

目的や材質の他に、予算についてもしっかりと決めておきましょう。

また、事前に数社から見積もりをとり、しっかりと施工内容を比較検討しましょう。

※フェンスの種類もたくさんあります。(例:LIXILのフェンス一覧

外柵・フェンスのリフォームできます

以上、外柵・フェンスのリフォームについて、ご紹介しました。

外柵・フェンスのリフォームのまとめ

  • フェンスの交換時には使用イメージ、目的をハッキリしましょう
  • フェンスの種類は、耐久性とメンテナンス性から木製はオススメしません
  • 施工期間は、約2週間程度かかる
  • 予算を決めておき、必ず数社から見積もりをとり作業内容を確認しましょう
  • DIYをする場合は、リスクをしっかりと理解しておきましょう

ご自宅のフェンスについてお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
ご予算に応じたフェンスのリフォームをご提案致します。

家屋のこと
お気軽にご相談ください!


普段の生活で気になる
大切な家屋のこと

屋根や壁、外構など
気になることがありましたら
お気軽にご相談ください。

※日中作業中にお電話に出られない時は、折返しご連絡させていただきます。