コロナ禍でリフォームが急増しているそうですね。
私たちも例年になく忙しい毎日を過ごしています。

おそらく、コロナの影響で自宅で過ごす時間が増えたことで、リフォームをしようと思う方が増えたのだと思います。

リフォーム工事の内容としては、比較的小規模なものから本格的な工事までさまざまです。

店舗では、コロナ禍の影響を受けているためか、換気・抗菌などの対策をしたリフォームを希望されます。

そこで、今日は床リフォームの様子をご紹介します。

床のリフォームの目安は15〜20年

床も重さを支え続けていたり、私たちが日々移動するので、時間の経過とともに傷んでくる場所の一つです。床のリフォームは、築後約15〜20年が一つの目安となります。

床のリフォームについては次のようなことを知っておいていただくと良いかと思います。

  • 床リフォームの素材の種類
  • 床リフォームの目的と場所
  • 床リフォームの工法

床リフォームは短期間で終わりやすい

床リフォームは、施工の場所や方法により、比較的短い期間で終了することがあります。

例えば、次のように大きく分けて考えられます。

素材

  • フローリング
  • クッションフロア
  • フロアタイル
  • カーペット

目的・場所

  • 廊下・玄関・室内用
  • 水回り用
  • ペット用

工法

  • 張り替え工法:(従来の床を完全に張り替える方法)
  • 重ね張り工法:(上張り工法・レイヤー工法とも言う。既存の床の上に新しく施工する方法)


上記のような点から、どういうふうにフローリングをリフォームしたら良いかお客様と話を進めながら決めていきます。

床の軋みが不安になってご依頼されました

リフォーム前の廊下の様子

依頼主は、廊下を歩くたびに軋むのが気になったため相談されました。

現場の状況を確認して、

・床は軋む
・床材自体に傷、割れなどがない

ということがわかりましたがので、補強して新しく床板を張る、重ね張り工法で作業いたしました。

床リフォームの様子

●元の床の様子

床が古くなると、床材自体に力が無くなり、フワフワとします。

理由は床材自体が、ベニヤの貼り合わせで出来ていて、20年位は生活をするのになんの問題もありません。

●施工完了

しかし、ある時期を過ぎると、特に人の通る廊下、出入り口付近が老朽化によりフワフワしてきます。

そこで、既存の床の上から仕上げ材をまし張ります。

今回、仕上がりの写真に写っていませんが、階段との境には框材(*1)が入っています。

(*1)框ーかまちーとは建築用語で床の間や玄関など段差がある部分の高い方の端に横向きに取り付けられる化粧材のことを言います。

床リフォームで気をつけること

最近はDIYで床リフォームもできるということで、ご自分で施工される場合もあるようです。

簡単な模様替え用に、タイルタイプを並べて張り替えるだけなら問題はないのですが、もしご自分で今回のように重ね張りなどをされるなら、十分に注意して施工してくださいね。

床と壁の際の処理、水平処理などは、簡単そうで難しいところです。

特に水平処理を間違えると、私たち人間の健康にまで影響が出てきます。

床リフォームも工法によっては費用を抑えて、また短期間で終わらせることができる場合もあります

今回の施工例は、2人で作業して、1日で終了しました。

お気軽にご相談ください。

床リフォームのポイント

施工する床面積、元々の床材の状態などで施工期間や方法などは異なります。

築15年以上経過していて、床の状態が気になる場合は、お気軽にご相談ください。

ご相談いただければ、

床リフォームの種類がわかり

余計なことを考えなくても良くなります

そして、

リフォームの目的や現在の住環境によって

床素材や工法をご一緒に考えることができます。

お気軽にご相談ください

床は毎日歩く場所です。

床の軋みなどは気が付きやすいと思います。

築後それほど経過してないのであれば様子見も良いですが、ご不安でしたらお気軽にご相談ください。

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